教養学科は新規募集を停止し、教育協働学科に改組しました。

進路・就職

活躍する卒業生【人間科学専攻】

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文部科学省初等中等教育局幼児教育課 子育て支援指導官

冨森 ゆみ子さん

1994年3月卒業

教養学科人間科学専攻生涯教育計画論コース

生涯学習の素晴らしさを学び、公務員に

 図書館司書になりたくて大教を選びました。平成2年4月に教養学科人間科学専攻生涯教育計画論コースに入学。最初の2年間は池田分校に通い、3回生からは、できたばかりの柏原キャンパスに通いました。アクセスバスもエスカレータもまだなく、駅からは毎日坂を上りました。辿り着いたとき、授業が休講になっていたことを知り、がっかりした思い出があります。

 生涯教育実践研究の授業では、旅と学習を組み合わせた生涯学習活動団体「エルダーホステル協会」のスタッフや、夜間中学校で識字教育に取り組んでいる教員らを外部講師に招いて話をうかがいました。授業を通じて大阪市港区弁天町の生涯学習センターをはじめ府内の社会教育施設を頻繁にフィールドワークさせてもらいました。お陰で、生涯学習の素晴らしさを学び、公務員になろうと決意しました。

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現場の声を聞くことを大切に

 平成6年度に大阪大学に採用され、文部省官房総務課を経て、平成10年度から初等中等教育局で幼稚園から高等学校までの教育課程、教科書検定の仕事に12年間携わりました。H22年9月に新潟県燕市に出向し、教育委員会教育次長を1年7か月務め、H24年4月から現職に就いています。  生涯教育の担当をする機会はまだありませんが、行く先々で素晴らしい人たちと出逢い、幅広く教育行政に携わっています。燕市では幼稚園・保育園の適正配置のために、市 議会での答弁や、保護者や地域住民への説明を重ねたことが印象に残っています。

 痛感したのは、いろいろな人から直接話を聞かないと問題の核心をつかめない、折り合いを付けられないということです。機会を捉えて現場に足を運ぶように心がけています。幼児教育をめぐっては、教育の質の向上や幼保一体化への対応が課題で、幼稚園関係者や保護者に説明をする機会もあります。

 大学時代は、自由な時間がいっぱいあります。いろいろなことにチャレンジして、その中での出逢いを大切にしてください。経済不況で就活は大変だと思います。公務員も1つの選択肢。国の機関でもインターンシップを実施していますので、積極的にエントリーしてほしいと思います。