グローバル化の取り組み

 科学技術の急激な発展による社会の複雑化・流動化やグローバル化が進む時代においては、国境を超えて多様な社会・文化の人々および自然と共存し、国際的な協力によって持続可能な発展のための市民生活や地球規模の諸課題等に対処する新たな価値観や能力が求められます。我が国の高等教育においても、こうしたグローバル化時代における教育の国際化に対応した様々な取組みが求められています。 教養学科では、広く国際社会で活躍するための基礎的・基本的な知識・技能の習得や課題発見・問題解決のための思考力・表現力等の能力の育成をはじめ、地球規模の諸問題に対する理解のための教育や国際教育交流・協力などグローバル化に対応した教育を推進しています。

国際社会で活躍するために必要とされる諸能力を育成するため、様々な取組みを進めています。

 グローバル化時代では、世界の多様な国や地域の歴史や文化に対する深い理解とともに、総合的な視点からの協同的な問題解決型の学びと新たな共生のための価値観の創造が求められます。教養学科では、教育の国際化にむけて学生の自律的な学びを支援するための様々な取組みを進めています。
 初年次教育を充実させるための「基礎セミナー」を初め、「国際と地域」「歴史と社会」「生命と環境」「人間と生活」等の6分野にわたる現代的課題をも含む多彩な科目の開設、CALL(コンピュータ支援語学学習)システムによる本格的な語学教育、発信型コンテンツベース英語プログラムによる学術英語教育、ITC技術の活用教育の他、e-learningシステムを活用した教育などを推進しています。

世界12か国(地域)29大学との学生交流協定締結により、海外留学・国際交流を積極的に行っています。

 本学ではアジア・オセアニア・ヨーロッパ・アメリカの世界12か国(地域)29大学と学生交流協定を締結しており、本学の学生が海外の協定締結校へ留学したり、海外の協定締結校の学生も本学へ留学する交換留学制度があります。教養学科の学生が毎年、この交換留学制度によって海外に留学しています。また、交換留学生の他、日本語・日本文化研修留学生、教員研修留学生、研究留学生など、世界12か国(地域)からの留学生を受け入れており(平成27年5月末156人)、教養学科でも多くの留学生が学んでいます。
 さらに、私費外国人留学生として平成25年度15人、平成26年度15人、平成27年度15人が入学し、そのほとんどが教養学科の各専攻で学んでいます。

アメリカ・オーストラリア・韓国・ドイツ・フランス・台湾へ、海外文化研修を実施しています。

 協定校の協力のもとに実施する海外体験を通じて、アメリカ・オーストラリア・韓国の文化や教育社会事情への理解を深める機会を提供するための海外研修を正規科目化し、平成25年度より「海外文化研究」として開講しています。異文化での生活を通じて語学力を向上させ、国際的視野を培い、研修先の文化や教育、社会と日本の相違を体験・比較分析することによって理解を深め、日本の文化を発信する力をつけることが目的です。教養学科の学生も春期あるいは夏期に毎年30人程度参加しています。平成26年度からは、研修先としてドイツ、フランス、台湾が加わりました。